本革の特徴 | レザーを敬遠してしまう理由

query_builder 2021/08/31
ブログ
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こんにちは。studio FAVORIのゆうです。



今日は革小物の紹介からは少し離れ、より気軽に革製品を日常に取り入れてもらうための記事を書こうと思います。

 

普段から革に囲まれている私たちのような革業界の人間は忘れがちですが、縁遠い方からすれば本革ってなかなか手が伸びにくい素材ですよね。

 

そう感じている皆さまが本革という素材に興味を持つきっかけになれば幸いです。

 

 

 

 

なぜ「本革」を避けてしまうのか?


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本革(=リアルレザー=天然皮革)を、普段使いするものに取り入れる勇気が出ない、手を出しづらいという人は、なぜそう思うのでしょうか?

 

その心理の原因の多くは、「扱いづらい」という先入観であると考えています。

 

 

 

例えば天然の羊毛のニットは家庭で洗濯すると縮むから、化学繊維でできたセーターを買う。

例えば無垢材の床はシミやキズが残りやすく気を遣うから、人工のフローリングを選ぶ。

 

これらと同じように、本革はお手入れを手間に感じる、丁寧に扱わなければならない、というイメージを持っている方が多いということ。

 

 

確かに革のお手入れはこだわり始めるとキリがありません。


保湿のための革専用クリームやワックスの種類、革素材の表面だけでなく革製品の部位ごとに適した方法や道具等々……革靴(靴磨き)からこのようにイメージする方もいるかもしれません。

 

でも実はそれって、革マニアの世界だけのお話だったりします。

そこまで大事に丁寧に育てなくても、「本革」は自分で綺麗になっていってくれるのです。

 

 

 

 

 

「本革」の真実と特徴

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どういうことだろう、と思った方もいるでしょうか。


私はある時、実は本革(リアルレザー)について誤解している人が非常に多いのだということに気づきました。

 

 

まず、本革という素材について改めてまとめてみます。

 


本革とは……

一般的によく革製品に用いられる牛や豚の他に、羊や山羊・蛇・ワニなど、動物の皮を原料に作られたレザーを指します。


本革は、扱い方次第で10年以上もお使いいただくことができるほどに丈夫な素材です。

特に表面加工を施さないナチュラルレザーは、時の流れとともに経年変化(エイジング)を楽しめることも大きな特徴です。



そして本革と対極をなすのが、合皮(合成皮革)。
これは人工的な素材で本革の質感に似せて作られるもので、フェイクレザーとも呼ばれます。

 

合皮は本革よりも安価なため、代用品としてよく使われます。

本革の最大の弱点である水分に強く、濡れても素材自体の品質は比較的保たれます。


しかし劣化は本革よりも圧倒的に早く、ずっと先まで使い続けるのはなかなか難しい素材です。

 

 

本革には、人工的な合皮にはない「オイル」が含まれています(このことを知らない人は意外と多い…かもしれません)。

 

オイルは革という素材が生産される際に重要な、鞣(なめ)しと呼ばれる工程で皮の繊維に染み込ませています。


革製品が長く使われたくさん手に触れることで手自体の油分が革に馴染んだり、紫外線などの刺激を受け、繊維に浸透しているオイルが徐々に革の表面に滲み出てきます。

 

このオイルのはたらきによって、こだわったお手入れをしなくても、本革は素敵に経年変化(エイジング)していきます。

 

 

 

 

 

「本革」の経年変化(エイジング)

 

以上でご説明した本革の特徴、オイルとエイジングにより“完成”された革製品の一例が、以下の写真です。


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ひと目で違いが分かるかと思いますが、右側は一切お手入れをせずパスケースとして4ヶ月ほど使用したもの。そして左側は出来たての新品。

 

もちろん革製品使われているレザーにもよりますが、全くのメンテナンスなし、たった4ヶ月の使用のみでこれほど違いが生まれます。


こうなると、10年も先まで使ったらどう経年変化していくんだろう、と少し興味が湧いてきませんか?
各々の使い方次第で、本革は驚くほど表情を変えていくのです。

 

 

 

studio FAVORIの革素材は、上記写真のパスケースで使用しているものをメインに採用しています。


だからお手入れに気を遣わなくても、自ずとあなただけの革製品になっていくものばかりなのです。

 

あなたの暮らしの道具になるような…というstudio FAVORIのコンセプトは、こんなふうに素材選びにまで反映させています。

 

 

 

 

 

結び

 

もしここまでで、記事を読む前より少し本革に興味が湧いた、という方がいらっしゃったら、まずstudio FAVORIの革小物から試してみてください。

 

 

もちろんどこの革製品のお店でも、レザーの扱い方については分かりやすく教えてくれます。


プロのメンテナンス業者さんも多くいらっしゃいますし、頼んでしまえばピカピカの革製品が戻ってきます。

 

 

でもstudio FAVORIでは、もっと気軽に使える革ものを取り揃えています。

 

気づけばそこにあって、いつのまにか暮らしの中で欠かせない存在になっていく。

素朴で、品のある佇まいの革ものたち。

 

最初は軽い気持ちで手に取って、気付いたら愛着が湧いて、ちょっと大切にしたくなってくればいいんだと思います。

 

 

 

この記事を読んで少しでも革を身近に感じる人が増えてくれるのならば、こんなに嬉しいことはありません。

 

 

 

 

 

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